萬徳寺について

縁起

創立以来770年の歴史を重ねる中で、時代の流れに翻弄されることも多々ありました。しかしながら現在、岡崎市明大寺の地において、有縁の方々に真宗の教えをお伝えし、お檀家の方々によって堂宇は護られ教えと共に萬徳寺は歴史を重ねています。

歴史

宝治2年(1248) 高宮山万弘寺は江州坂本西教寺住職 起覺 創立
2代 教圓 親鸞聖人の弟子となり、十字名号と安静の御影を拝受する
6代 了西 蓮如上人の弟子となり、六字名号を賜る。また万弘寺を満徳寺と改める。(明應)
22代 了祥師 江戸時代末期に、教義と歴史の両面から浄土真宗の教学を広く伝えることに勤めた。
『歎異抄』について、当時著者を如信または覚如とする通説に対して、河田の唯円と提起した。
これによって今日『歎異抄』の著者は唯円となっている。
また『歎異抄聞記』は、現在の真宗教学に大きな影響を与えている。
宝物の「二河白道絵図」は、了祥師が監修して描かせた。
真宗教学を明確にしているとして注目をされている。

寺宝

二河白道絵図

十字名号

住職あいさつ

人と人を結ぶ、開かれたお寺を目指して

萬徳寺は、鎌倉中期にその創建がされ、今日まで約770年の歴史を重ねてまいりました。
時代の大きな変化に耐えながら、檀信徒の皆さんのお力により今日を迎えております。
近代において、真宗の教えを明らかに広くお伝えしようとした了祥師が江戸時代末期に登場します。
その願いを受けるように、太平洋戦争後に見失われた人間性を取り戻そうと、27代秀英が社会的事業として明徳保育園を創立しました。
萬徳寺は、名鉄東岡崎駅に近く交通の利便の良さを有しております。

このことから、より一層多くの方とのご縁を結び、「生まれた意義と、生きる喜び」を共に学び、お伝えをしてまいります。
どうぞお気軽にお越しください。

東岡崎駅のすぐ近く、都市型のお寺

亀井山 萬徳寺は愛知県岡崎市 名鉄東岡崎駅のすぐ近くにある都市型のお寺です。
地域の皆様を結びつける、お気軽に来れるお寺を目指しています!!

境内案内